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2024.1.26. “Fabrication of hyperbranched-polyglycidol-Fe3O4 nanocomposite labeled with fluorescein isothiocyanate via rapid ligand exchange reaction”が Polymerに掲載されました

“Fabrication of hyperbranched-polyglycidol-Fe3O4 nanocomposite labeled with fluorescein isothiocyanate via rapid ligand exchange reaction”がPolymerに掲載されました。
本研究では磁性ナノ粒子を細胞内に取込むためのナノ粒子表面の化学的修飾に関する成果です。

本研究は岩手大学理工学部の大石・芝崎研究室、芝研究室との共同研究です。

A. Kawamura, M. Saijyo, B. Bayarkhuu, N. Nishidate, I. Oikawa, S. Kobayashi, K. Oyanagi, Y. Shiba, T. Tsukamoto, Y. Oishi, and Y. Shibasaki
“Fabrication of hyperbranched-polyglycidol-Fe3O4 nanocomposite labeled with fluorescein isothiocyanate via rapid ligand exchange reaction”
Polymer 294, 126724 (2024).
DOI: https://doi.org/10.1016/j.polymer.2024.126724

 
 

2023.10.25. Iwate Spintronics School, 2024 winterを主催します

来年2月に岩手大および休暇村岩手網張温泉にてIwate Spintrnics School, 2024 winter を開催いたします。
本スクールでは、国内外の第一線で活躍される先生方をお招きすると共に若手研究者・学生を大いに歓迎し、コロナ禍で途絶えていた交流を復活させ、皆で次世代のスピントロニクス研究に向けて切磋琢磨しあう場となることを目指しています。
最先端のトピックについて議論するだけでなく、若手研究者に向けてチュートリアル講演、若手口頭発表枠、ポスターセッションを設けており、若手研究者がスピントロニクスを学ぶだけでなく、互いに結びつき、その存在をアピールできる場になれば、と思っております。
スクールのより詳細な情報やプログラム、招待講演者一覧はこちらのwebサイトをご覧ください。
https://koichioyanagi.com/iwate_spintronics_school/index.html

2023.5.13. – 5.14. 岩手スピン若手研究会を開催しました

5月13日 – 5月14日に岩手大学で岩手スピン若手研究会を主催しました。
研究会では、スピントロニクス分野を中心に若手研究者が集まり、研究交流することを目的としています。
一般講演、学生講演に加え、招待講演として、慶應大学能崎教授、NTT基礎研の若村研究主任、大阪大宇佐美研究員をお招きし、最新の研究内容についてご発表いただきました。
どの発表でも活発に議論が行われ、大変有意義な究会となりました。

2023.4.21. マインツ大学のProf. Mathias Klauiが訪問されました。

マインツ大学のProf. Mathias Klauiに岩手大学へお越しいただきました。

それにあわせて本学において「Antiferromagnetic Spintronics: Spintronics without magnetic fields」というタイトルで講演していただきました。
講演では、近年注目を集める反磁性体を用いた情報担体技術に欠かせない情報の書き込み、読み出し、そして伝送について最新の研究結果を紹介しながらわかりやすく教えていただきました。
本講演会は学部4年生の特別研修の対象に指定されました。

昼食は研究室の学生とじゃじゃ麺を食べました。

2023.3.15. 第70回応用物理学会春季学術講演会で口頭発表しました

第70回応用物理学会春季学術講演会で”Transverse magneto-thermoelectric conversion in sintered Co2MnGa slab” というタイトルで口頭発表いたしました。
本研究は、NIMS内田G, 桜庭Gと共同で、岩手大学理工学部の高森健太さん(修士二年)が中心になって行った成果です。
詳細はこちら

 

2023.1.28. “Mechanism of paramagnetic spin Seebeck effect” がPhysical Review B に掲載されました。

“Mechanism of paramagnetic spin Seebeck effect” がPhysical Review B誌に掲載されました。
本研究では、常磁性絶縁体で生じるスピンゼーベック効果を線形応答の範囲で定式化し、その発現メカニズムを明らかになりました。さらに、我々の理論モデルが実験的に観測された常磁性スピンゼーベック効果をよく再現することがわかりました。

本研究は東京大学工学部齊藤研究室との共同研究です。

K. Oyanagi, S. Takahashi, T. Kikkawa, and E. Saitoh,
“Mechanism of paramagnetic spin Seebeck effect”
Physical Review B 107, 014423 (2023).
DOI: https://doi.org/10.1103/PhysRevB.107.014423
arXiv: https://arxiv.org/abs/2208.03857