2024年10月1日より岩手大学 科学技術イノベーション推進ラボ グリーン表面界面ナノ工学ユニットのグリーンデバイス研究チームに加わりました(兼任)。
投稿者「Koichi」のアーカイブ
2024.6.18. 岩手大学の研究紹介に最近の研究成果が掲載されました
岩手大学の研究紹介で、最近の常磁性スピントロニクスに関連した成果を取り上げていただきました。
岩手大学理工学部研究紹介
常磁性絶縁体/金属接合系におけるスピントロニクス機能の開拓と原理解明
https://www.iwate-u.ac.jp/cat-research/2024/06/006265.html
2024.6.12. 村田学術振興・教育財団の研究助成に採択されました
公益財団法人村田学術振興・教育財団の研究助成に「非晶質磁性絶縁体におけるスピン流の生成と伝搬」という研究テーマで採択されました。
2024年度 採択者一覧
https://corporate.murata.com/ja-jp/group/zaidan/requirement
2024.5.25. High-Throughput Optimization of Magnetoresistance Materials Based on Lock-In ThermographyがAdvanced Physics Researchに掲載されました
High-Throughput Optimization of Magnetoresistance Materials Based on Lock-In ThermographyがAdvanced Physics Researchに掲載されました。
本研究では巨大磁気抵抗効果(GMR)によって変化するジュール熱の変化をロックインサーモグラフィ法を用いて検出しました。金属磁性グラニュラー材料に着目し、組成傾斜試料を作製し、ジュール熱の変化の空間分布を可視化することでGMRに最適な組成をハイスループットに決定できる手法を確立しました。
本研究は物質・材料研究機構/東京大学の内田Gr、東北大学の関研究室、物質・材料研究機構の三谷Gr, 桜庭Gr との共同研究です。
R. Modak, T. Hirai, Y. Sakuraba, S. Mitani, K. Oyanagi, T. Yamazaki, and T. Seki, K. Uchida,
“High-Throughput Optimization of Magnetoresistance Materials Based on Lock-In Thermography”
Advanced Physics Research 3, 2400021 (2024).
DOI: https://doi.org/10.1002/apxr.202400021
(Open access)
2024.5.17. 第64回原田研究奨励賞を受賞しました!
公益社団法人 本多記念会の第64回原田研究奨励賞を受賞しました。
本賞は、本多記念会が指定する東北地区の大学、研究機関及び高等専門学校等に在職する35才以下で、金属及びその周辺材料に関する研究・教育を行い、優れた成果・教育的貢献が顕著な将来性豊かな研究者に対して授与されるものです。
「常磁性絶縁体/金属接合系におけるスピントロ ニクス機能の開拓と原理解明」が評価されての受賞となります。
授賞式は、2025年7月5日(金)に仙台市内で行われます。
詳細は、下記のURLをご参照ください。
http://hondakinenkai.or.jp/docs/64th_harada_winner.pdf
2024.4.1. 科研費若手研究に採択されました
科研費若手研究に「常磁性スピン流の伝搬メカニズムの解明」という研究課題で採択されました。
2024.2.20. ~ 22. Iwate Spintronics School, 2024 winterを開催しました
2月20日〜22日の3日間にわたって岩手大学および休暇村岩手網張温泉にてIwate Spintrnics School, 2024 winter を開催しました。
国内外より約50名の研究者が集まり、招待講演、若手口頭発表、ポスター発表を通して活発な意見交換が行われました。
参加者のみなさまには素晴らしいご発表だけでなく、
これまで育てていただいたスピントロニクス分野の発展に少しでも貢献できれば幸いです。
2024.1.26. “Fabrication of hyperbranched-polyglycidol-Fe3O4 nanocomposite labeled with fluorescein isothiocyanate via rapid ligand exchange reaction”が Polymerに掲載されました
“Fabrication of hyperbranched-polyglycidol-Fe3O4 nanocomposite labeled with fluorescein isothiocyanate via rapid ligand exchange reaction”がPolymerに掲載されました。
本研究では磁性ナノ粒子を細胞内に取込むためのナノ粒子表面の化学的修飾に関する成果です。
本研究は岩手大学理工学部の大石・芝崎研究室、芝研究室との共同研究です。
A. Kawamura, M. Saijyo, B. Bayarkhuu, N. Nishidate, I. Oikawa, S. Kobayashi, K. Oyanagi, Y. Shiba, T. Tsukamoto, Y. Oishi, and Y. Shibasaki
“Fabrication of hyperbranched-polyglycidol-Fe3O4 nanocomposite labeled with fluorescein isothiocyanate via rapid ligand exchange reaction”
Polymer 294, 126724 (2024).
DOI: https://doi.org/10.1016/j.polymer.2024.126724
2023.10.25. Iwate Spintronics School, 2024 winterを主催します
2023.10.16. 京都大学白石研究室でセミナーを行いました
京都大学の白石研究室を訪問し、「Spin-current physics in paramagnetic insulators 」というタイトルでセミナーを行いました。
その後、研究室見学や学生と議論をさせていただきました。
写真は懇親会後、白石研究室のみなさんと一緒に。