投稿者「Koichi」のアーカイブ

2023.5.13. – 5.14. 岩手スピン若手研究会を開催しました

5月13日 – 5月14日に岩手大学で岩手スピン若手研究会を主催しました。
研究会では、スピントロニクス分野を中心に若手研究者が集まり、研究交流することを目的としています。
一般講演、学生講演に加え、招待講演として、慶應大学能崎教授、NTT基礎研の若村研究主任、大阪大宇佐美研究員をお招きし、最新の研究内容についてご発表いただきました。
どの発表でも活発に議論が行われ、大変有意義な究会となりました。

2023.4.21. マインツ大学のProf. Mathias Klauiが訪問されました。

マインツ大学のProf. Mathias Klauiに岩手大学へお越しいただきました。

それにあわせて本学において「Antiferromagnetic Spintronics: Spintronics without magnetic fields」というタイトルで講演していただきました。
講演では、近年注目を集める反磁性体を用いた情報担体技術に欠かせない情報の書き込み、読み出し、そして伝送について最新の研究結果を紹介しながらわかりやすく教えていただきました。
本講演会は学部4年生の特別研修の対象に指定されました。

昼食は研究室の学生とじゃじゃ麺を食べました。

2023.3.15. 第70回応用物理学会春季学術講演会で口頭発表しました

第70回応用物理学会春季学術講演会で”Transverse magneto-thermoelectric conversion in sintered Co2MnGa slab” というタイトルで口頭発表いたしました。
本研究は、NIMS内田G, 桜庭Gと共同で、岩手大学理工学部の高森健太さん(修士二年)が中心になって行った成果です。
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2023.1.28. “Mechanism of paramagnetic spin Seebeck effect” がPhysical Review B に掲載されました。

“Mechanism of paramagnetic spin Seebeck effect” がPhysical Review B誌に掲載されました。
本研究では、常磁性絶縁体で生じるスピンゼーベック効果を線形応答の範囲で定式化し、その発現メカニズムを明らかになりました。さらに、我々の理論モデルが実験的に観測された常磁性スピンゼーベック効果をよく再現することがわかりました。

本研究は東京大学工学部齊藤研究室との共同研究です。

K. Oyanagi, S. Takahashi, T. Kikkawa, and E. Saitoh,
“Mechanism of paramagnetic spin Seebeck effect”
Physical Review B 107, 014423 (2023).
DOI: https://doi.org/10.1103/PhysRevB.107.014423
arXiv: https://arxiv.org/abs/2208.03857

2022.11.02. NIMS 内田健一グループリーダーが訪問されました。

物質・材料研究機構(NIMS)の磁性・スピントロニクス材料研究拠点スピンエネルギーグループの内田健一グループリーダーに岩手大学へお越しいただきました。

それにあわせて本学において「スピントロニクス入門~スピンを操る新しい電子工学と物理学~」というタイトルで講演していただきました。
講演では、スピントロニクスの基礎から最新の研究動向までを数式を使わず、大変わかりやすく教えていただきました。

当グループでは内田グループリーダーとNIMS連携拠点制度(https://www.nims.go.jp/collaboration/international/promotion.html)を利用した共同研究を行っています。
ご興味のある方は、大柳(oyanagi@iwate-u.ac.jp)までお問い合わせください。

2022.10.6. “Composition-tunable magnon-polaron anomalies in spin Seebeck effects in epitaxial BixY3-xFe5O12 films”がPhysical Review Materialsに掲載されました。

本研究では、スピンゼーベック効果を用いて、磁性絶縁体中のマグノンとフォノンの混成粒子”マグノン-ポーラロン”が高効率に生じる磁場値が元素置換によって変調できることを明らかにしました。本論文は、Physical Review Materials誌のEditors’ Suggestionに選ばれました。

本研究は東京大学工学部齊藤研究室との共同研究です。

T. Kikkawa, K. Oyanagi, T. Hioki, M. Ishida, Z. Qiu, R. Ramos, Y. Hashimoto, and Eiji Saitoh
“Composition-tunable magnon-polaron anomalies in spin Seebeck effects in epitaxial BixY3-xFe5O12 films”
Physical Review Materials 6, 104402 (2022).
DOI: https://doi.org/10.1103/PhysRevMaterials.6.104402
arXiv: https://arxiv.org/abs/2210.03346

2022.8.8. “Anomalous Ettingshausen effect in iron-carbon alloys”がApplied Physics Lettersに掲載されました。

本研究では、市販品の鉄-炭素合金である鋳鉄が、純鉄に比べて大きな横型磁気熱電効果を示すことを明らかにしました。さらに、無次元性能指数を評価すると、純鉄に比べ540%向上していることがわかりました。これらの成果は、鉄鋼材料を磁気熱電材料に用いることができる可能性を示しており、今後の材料開発に貢献すると期待されます。

本研究は物質・材料研究機構スピンエネルギーグループとの共同研究です。

R. Nagasawa, K. Oyanagi, T. Hirai, R. Modak, S. Kobayashi, and K. Uchida,
“Anomalous Ettingshausen effect in iron-carbon alloys”
Applied Physics Letters 121, 062401 (2022).
doi: https://doi.org/10.1063/5.0103248
arXiv: https://arxiv.org/abs/2206.07322