High-Throughput Optimization of Magnetoresistance Materials Based on Lock-In ThermographyがAdvanced Physics Researchに掲載されました。
本研究では巨大磁気抵抗効果(GMR)によって変化するジュール熱の変化をロックインサーモグラフィ法を用いて検出しました。金属磁性グラニュラー材料に着目し、組成傾斜試料を作製し、ジュール熱の変化の空間分布を可視化することでGMRに最適な組成をハイスループットに決定できる手法を確立しました。
本研究は物質・材料研究機構/東京大学の内田Gr、東北大学の関研究室、物質・材料研究機構の三谷Gr, 桜庭Gr との共同研究です。
R. Modak, T. Hirai, Y. Sakuraba, S. Mitani, K. Oyanagi, T. Yamazaki, and T. Seki, K. Uchida,
“High-Throughput Optimization of Magnetoresistance Materials Based on Lock-In Thermography”
Advanced Physics Research 3, 2400021 (2024).
DOI: https://doi.org/10.1002/apxr.202400021
(Open access)